膀胱炎の治療薬、セフェム系抗生物質とニューキノロン系抗菌薬について
2017/07/06
膀胱炎で処方される薬には
セフェム系抗生物質とニューキノロン系抗菌薬などがあります。
すぐに効き目をあらわして症状が楽になるとよいのですが
なかなか薬が効かない場合も多くあります。
膀胱炎の薬を飲んでも効かない
上記の薬を1週間近く飲み続けても
膀胱炎が改善されない場合は次のようなケースです。
1.ペニシリン系薬剤に耐性を持っていて効かない
抗生物質を普段から常用していると
効きにくくなったり、効かなくなったりします。
その場合はニューキノロン系抗菌薬が処方されます。
膀胱炎の再発を繰り返している場合は
病院でその旨を告げたほうが間違いがありません。
2.大腸菌が膀胱炎を発症する原因菌ではない
クラミジア感染症が膀胱炎の原因となる場合があります。
ニューキノロン系、テトラサイクリン系抗生物質、マクロライド系抗生物質が処方されます。
膀胱炎を再発した時に
原因検査をせずに、以前と同じだからと市販の抗生物質でなんとかしようとしても治らなかった場合は、症状を抑えるために病院で検査する必要があります。
再度の膀胱炎の繰り返しを防止するには
体質改善しかありませんが、つらい症状をまず治すことが必須です。
3.原因菌がでない間質性膀胱炎
間質性膀胱炎と診断されると
膀胱の痛みや頻尿を抑えるために三環系抗うつ薬が処方されます。
軽度の間質性膀胱炎には比較的有効であると言われますが、
それ以外は効き目はあまり期待できません。
治療の決め手がない(手術という選択肢もある)
厄介な間質性膀胱炎を発症する人の多くは膀胱炎を経験している方です。
現代医学では明確な関連性がないと言われていますが、
薬に頼って膀胱炎を押さえつけて
何度も再発を繰り返すとからだは悲鳴をあげます。
重症の間質性膀胱炎にならないために、東洋医学による体質改善を強くお勧めします。
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